甘いものがやめられなかった私が、「コンビニをやめた」だけで変わったこと

食習慣を見直す

仕事帰りや一息つきたいとき、なんとなくコンビニに立ち寄っては、甘いパンやスイーツを手に取っていました。疲れているときや気分を切り替えたいとき、甘いものは一瞬の安心感をくれる存在だったのです。

でも、それが習慣になり、「本当に食べたいのか」「体が欲しているのか」さえ考えずに口にしていることに気づきました。

この記事では、「コンビニに行かない」と決めたことで、自然と甘いものから距離ができていった私の変化についてお話しします。同じように、甘いものとの付き合い方を見直したいと感じている方のヒントになればうれしいです。

コンビニに行かないことで、甘いものから自然と距離を置けた

私の場合、甘いものと距離を置くはじめの一歩は、コンビニと距離を置くこと。

コンビニには、魅力的な誘惑がたくさんあります。 棚いっぱいに並ぶふわふわのパン、パッケージの華やかなチョコレートやスナック菓子、つい手が伸びてしまいそうな新作スイーツ。

疲れているときや、ちょっとしたごほうびが欲しいときほど、そうしたものがやけに魅力的に感じられます。

だからこそ、「行かない」と決めるだけで、そうした誘惑から自然と距離を置くことができるのです。

私は、コンビニを完全に否定したいわけではありません。 でも、自分が本当に変わりたいと思ったとき、まずできる小さな一歩として選んだのが、「行かないこと」でした。

何かをやめたい、変えたいと感じている人にとっても、 まずはその場所に行かないという選択が、自然な距離感を生むきっかけになるかもしれません。

コンビニに行かないことのメリット

  • 甘いものやジャンクフードに触れる機会が減る
  • 「つい買ってしまう」習慣がなくなる
  • 本当にお腹が空いているのかを見極められるようになる
  • 余計な出費が減り、財布にもやさしい
  • 食べるものを“選ぶ”意識が育つ
  • 自分の感覚や体調と向き合う時間が増える

小さなことのようでいて、積み重ねると暮らしの質が変わっていくのを感じます。

甘いものを食べるリスク

砂糖を摂ると、血糖値が急激に上がり、その後に急激に下がる「血糖値スパイク」を引き起こします。これは体に大きな負担をかけるだけでなく、眠気やイライラ、集中力の低下などにつながることも。

甘いものには依存性もあり、気分の浮き沈みや習慣化にも影響します。

  • 血糖値スパイクによる体調の乱れ
  • 気分の不安定さ、集中力の低下
  • 依存性による「やめにくさ」

コンビニで売られている多くのお菓子やパン、スイーツには砂糖がたっぷり使われています。何気なく手に取っていた「甘いもの」は、実は自分の体調や感覚を鈍らせていたのかもしれません。

コンビニは甘いものが手軽に手に入る場所

コンビニには、疲れたときにすぐ手に入るごほうびが揃っています。その手軽さゆえに、「ちょっと寄ってみようかな」と足を運んでしまいがち。

でも、行かないように意識し始めると、それが習慣だったことに気づきました。「あ、今日はコンビニ寄らなかった」そんな小さな実感が積み重なることで、自然と甘いものからも距離ができていきました。

コンビニに行かないなら何を食べる?

実際、コンビニに行かなくなったあと、「お腹が空いたときにどうすればいいの?」という戸惑いがありました。コンビニが身近にあることで、空腹を感じたらすぐに何かを買って食べるという流れができていたのです。

正直、今でも「何を食べようかな」と迷うことはあります。でも、そんなときに頼りになるのが、温かい味噌汁とおにぎり。

味噌汁のあたたかさはホッとさせてくれるし、おにぎりは腹持ちがよく甘いものを食べたい欲求を抑えてくれます。今は、「お腹が空いたらおにぎり」という習慣が自然と身についてきました。

コンビニに行かないと決めることで、自分なりのお腹が空いたときの選択肢を少しずつ見つけていくようになったのです。

甘いものを控えたことで味覚が変わる

甘いものを控えるようになると、不思議と「もっと食べたい」と思う気持ちが減っていきました。
むしろ、距離を置くと「あまり食べたくない」と感じるようになりました。

そして気づいたのは、

味覚が、戻ってきた感じがする。ということ。

素材そのものの甘さや、料理に含まれる砂糖の強さがよく分かるようになり、料理の甘さに気づくことも増えました。

食べないことで、自分の感覚が研ぎ澄まされていくような感じは確かな変化でした。

選ばない、食べないという選択

今の私は、「何を食べるか」よりも、「何を選ばないか」を意識しています。

無理に我慢するのではなく、距離をとってみること。そして、食べたあとに体がどう感じるかを観察すること。

「食べない」という選択は、ときには必要な選択かもしれません。

それは、誰かの意見でも、情報でもなく、自分の感覚に耳をすませるということ。

まとめ

コンビニに行かなくなったことで、私はようやく「ちゃんと選ぶ」という視点を持てるようになりました。

便利さを手放すことで、見えてきたこと。甘いものをやめたい、整った食習慣にしたい。

そう思ったときは、まず「どこで買うか」「何を置かないか」から見直してみるのも、ひとつの方法です。

選ばないという選択が、自分の感覚と暮らしを整えてくれる。そう気づかせてくれたのは、小さな「コンビニに行かない」という決断でした。

今日一日だけ、コンビニに寄らないで帰ってみませんか?

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